MCP: AIツールからFlashDeskを操作
FlashDeskはAIツールを外部アプリと繋ぐオープンな標準規格「MCP(Model Context Protocol)」に対応しています。Claude、ChatGPT、Cursor、Windsurfなどのツールが、自然な文章だけでリモート端末の画面を見たり、マウス・キーボードを操作したり、ファイルを扱ったり、SSHコマンドを実行したり、性能を確認したりできます。
目次
概要
MCP(Model Context Protocol)は、AIツールが外部アプリを直接呼び出せるようにするオープンな標準規格です。専用のスクリプトや個別の連携開発は不要です。FlashDeskと同じPC上で動くMCP対応のAIツールなら、FlashDeskをローカルのMCPサーバーとして登録するだけですぐに使えます。登録に貼る設定は FlashDesk の設定画面にそのまま表示されます。
基本的な使い方
FlashDesk設定でMCPを有効にする
AIツールが動く端末側のFlashDesk設定で、外部AIツールからのアクセスをONにします。デフォルトはOFFです。
FlashDeskをMCPサーバーとして登録する
同じ設定画面に、登録するための設定がそのまま表示され、コピーボタンもあります。それを使っているAIツール側のMCP設定に貼り付けてください。登録場所はツールごとに異なるため、各ツールのMCPに関する説明を確認してください。
{
"mcpServers": {
"flashdesk": {
"command": "C:\\Program Files\\FlashDesk\\FlashDesk.exe",
"args": ["--mcp-server"]
}
}
}
AIツールに接続を頼む
接続したい保存済みの端末をAIツールに伝えます。接続はリモート端末側の通常の承認フローを通ります。
自然な文章で操作する
接続後は、やりたいことを伝えるだけです。スクリーンショットの取得、クリック、入力、ファイルの転送や整理、コマンド実行など、必要な操作をAIツールが自分で選んで実行します。
できること
- 接続先・フォルダー一覧の取得、オンライン状態の確認、セッションの開始・確認・終了
- リモート画面全体または一部領域のスクリーンショット取得、最前面ウィンドウのタイトル・位置の取得(Windows)
- リモート端末でのマウス移動・クリック・ダブルクリック・スクロール・キー入力・文字入力
- リモート端末と同期されるクリップボードの取得・設定
- ファイル・フォルダーの一覧取得、アップロード、ダウンロード、名前変更、削除(リモート端末とAIツールが動く端末の両方)
- 画面ウィンドウを開かないSSH専用セッションでのコマンド実行
- 画面録画の開始・停止・状態確認
- リモート端末の利用者に見えるセッションチャットの送信・受信
- 映像の実測値(フレームレート、往復遅延、パケットロス、輻輳レベル、HostのCPU・メモリ)の取得と、目標fps・パイプライン深さ・JPEG品質の調整
- リモート端末のFlashDeskの更新確認・適用と、どちらの端末でもFlashDeskの終了・再起動
- 接続先一覧の整理(接続先の名前変更、フォルダーの作成・名前変更・削除、接続先の移動)
対応AIツール
FlashDeskはMCPに対応したAIツールであればどれでも使えます。例えば:
- Claude DesktopとClaude Code
- ChatGPTデスクトップアプリとCodex CLI
- Cursor
- Windsurf
- GitHub Copilot Chatを使ったVS Code
ローカルMCPサーバーの登録場所はツールごとに異なり、設定ファイルの場合もCLIコマンドの場合もあります。Web版のみのAIチャットは、FlashDeskのようなローカルサーバーではなく、リモートのMCPサーバーのみに対応していることが一般的です。その場合は対応するデスクトップアプリやCLIを使ってください。
仕組み
| 項目 | 説明 |
|---|---|
--mcp-server |
FlashDeskをローカルのMCPサーバーとして起動する引数です。このプロセス自体はHostにもViewerにもならず、FlashDeskへの橋渡しのみを行います。 |
| ローカル限定 | MCPサーバーはローカルの標準入出力で通信します。ネットワークには一切公開されません。 |
| FlashDeskの起動が必要 | 橋渡しプロセスは、同じPCですでに動いているFlashDeskに要求を受け渡します。FlashDeskが起動していない場合、要求はエラーになり、勝手に何かを起動することはありません。 |
| 承認フローは同じ | MCP経由で開いた接続も、人が開いた接続と同じように、リモート端末側の承認またはパスワードのフローを通ります。 |
運用上の注意
- MCP対応はデフォルトでOFFです。AIツールが動く端末側で有効にする必要があります。
- MCP経由のセッションでも、リモート画面ウィンドウは通常の接続と同様に表示されます。
- MCP経由のファイル転送・削除・名前変更、SSHコマンド実行は、操作ごとに個別確認されません。削除はごみ箱には入らず元に戻せません。MCPを有効にする前に、AIツールに何を許可するか検討してください。
- MCP経由のSSHコマンド実行には、接続先端末のSSH鍵があらかじめAIツールが動く端末に保存されている必要があります。
- ファイル操作は、リモート端末とAIツールが動く端末の両方に及びます。フォルダーを中身ごと削除するには明示的な指定が必要なため、一度の言い間違いで丸ごと消えることはありません。
- 更新・終了・再起動の操作は、どちらの端末のFlashDeskも停止・再起動できます。AIツールが動く端末側を再起動するとMCP接続も切れるため、AIツール側での再接続が必要です。